島根・鳥取の旅. ふたりの男に会いに行く - その1。出雲編

神無月(神在月)には日本各地の神々が集うとして名高い出雲大社。
日本人たるや一度は行かなければならないと随分前から、されど薄々と胸にいだいておりましたが、分かりやすく魅力的な釣り場があるわけでもなく、重い腰を上げるには今ひとつ魅力に欠けていわけです。(勝手な言い分で大変申し訳無い)

最終的に自分へGOを出したのは2016年10月の鳥取地震。ほんの些細なチカラでも復興のお役に立てればとの思いから、東北や熊本へお邪魔してきたように、鳥取へ行く大きな理由が奇しくも出来てしまったのです。
現地で会いたい人も居ることだし、島根と並んで今ひとつピンとこない(失礼)鳥取も右往左往して、1週遅れの黄金週間を楽しんできました。

まずは機上から・・・

機上からの富士山

日本海側へ飛ぶとあって左側がマウンテンサイド。眼下には山中湖、河口湖、西湖。この角度から富士山見るのははじめてです。やっぱり良いね!富士山は!!

機上からの南アルプス

南アルプスもまだ白い。険しい山が続きます。

機上からの琵琶湖

琵琶湖上空を通過。岬状に出っ張っているのは安曇川河口ですね。そして鳥取、噂に聞く大山(ダイセン)。

機上からの大山

不思議な形をした山です。妄想が膨らみますw。下界でスカッと見れなかったのでこの全貌は貴重なものになってしまいました。次があれば登ってみたい!

羽田から1時間と少しで出雲縁結び空港着。当たり前だけど飛行機早い。交通手段も色々リサーチしたけれど時間が有り余っている人以外飛行機がベストと思われ。(半分マイルで購入したので尚更)
そんな出雲縁結び空港は小綺麗で見事なほどにスッキリサッパリ。お迎えに来ているレンタカーのお兄さんの視線を感じつつひとつだけのバゲッジテーブルで荷物をピックアップ。『国際線』の表示があったので聞いてみたら、『みんな米子に取られた』との悲しいお話でした。ちなみにJALしか乗り入れてません。色んな会社が乗り入れてどこにでも飛んでいける羽田や成田に近い環境に感謝しなくちゃね。地方だったら旅行するのも大変なんですよ!

ちなみにこの界隈130Kmほどのところに、出雲縁結び空港、米子鬼太郎空港、鳥取コナン空港と3つも空港があります。唯一定期便で国際線が乗り入れている米子もソウルと香港のみ。国内線はANAの羽田のみです。地方って旅行のハードル高いなぁとしみじみ思いました。それにしてもこの空港の名前・・・・50年後も大丈夫なんでしょうかww。

出雲大社は大きな公園だった!?

ナカツクニ(いわゆる地上と海ね)を任されたスサノオが降りたとされる出雲。スサノオの子孫オオクニヌシが祀られているのが出雲大社。空港の名前にも成っているように、縁結びの神様として日本イチ名高いパワースポットでございます。
空港からレンタカーを走らせること1時間弱・・・・。

DSC02319

さぞかし強烈なパワーを感じられるものかと期待してきましけれど、どうなんでしょう、ココ。正直言って何も感じませぬ。
いやまぁ面白いんですけれどね、造りとか伝説とか巨大なしめ縄とかは。

出雲大社

出雲大社出雲大社

実は予習の段階で島根には何か重要な秘密が隠されているのではないかと勘ぐっていたのです。国造りの神話だったり銅剣や銅鐸が日本中の合計よりも多く出土したり銀山やたたら製鉄の技術だったり、それはもう『裏日本には裏番がいるに違いない』と思うに値する驚きの事実が盛り沢山なのです、島根。

そんな島根の中心的存在、『島根には行ったことがないけど出雲大社には行ったことがある・・・』とか言われちゃうくらい代名詞な出雲大社なのですが、そのパワーさえも隠されているのかそこへ集まる人達の氣がそうしているか、まったくもって普通の公園みたいな空気が流れていてちょっと拍子抜けしました。

ただ、良くある神社とはちょっと様子が違うことにも気がつきました。海の近くにある神社は大抵海の方に鳥居があって、小高い陸へ向かって参道が続くものですが、ここの鳥居は何故か内陸側にあって、しかも鳥居が高いところで本殿へ向かって坂を下るのです。
有名な大しめ縄は結婚式などが行なわれる神楽殿の方だったり、本殿は、荒垣・瑞垣・玉垣と三重に守られていたり、『大社造り』と呼ばれるお社の造りも真ん中に柱が有るとかで社へ上がる階段はオフセットされていて、しかも神坐は向かって右、東側を向いていたり・・・。
コレはやはり何か重要なものを守っているのか、はたまた一度入った神様を閉じ込めているのか、そんなような気がしてなりませんでした。
(帰ってから復習してみたら面白い話も見つけました。真相はわかりませんが何だか腑に落ちちゃう自分がいますw)

島根県・出雲大社の境内の詳細「案内図(地図)」【その2・境内案内地図】

結局ここで一番アガったのは本殿裏手に有る彰古館。

出雲大社彰古館

何があるのか気になって入ってみれば所狭しと並ぶ古今東西のエビス様!www。
大国主(オオクニヌシ)はダイコクともとも読めるわけで、七福神の大黒様とごちゃ混ぜになって、果ては子孫のエビス様がこれでもかっ!と集められていて面白かったです、はい。

と、沢山書きましたが「何も感じないね」って事で割りと早足に鳥居を出て、出雲そばで腹ごしらえ。

出雲そば

水が良いところは食い物が美味くて良い。美味しゅうございました。
大きく移動する前に稲佐の浜。

稲佐の浜弁天岩

神在月に神様たちを迎える浜らしいですけど、ここの鳥居も陸の方向いてますなぁ。けど、あんまり作り込まれているとこよりもやっぱこいうとこの方が好きだな。

日本全国から出土している銅剣は300本ほどなのに対して、ここ島根の荒神谷遺跡一箇所から出土した銅剣がなんと358本!もうこの事実だけでも『島根ヤヴァイ』わけで、この遺跡には是非行ってみたい。車を走らせること数十分・・・・

荒神谷遺跡

荒神谷遺跡

荒神谷遺跡

荒神谷遺跡

何も無い、誰もいないwww。あぁ下手こいた。
ワタクシは物より場所に興味があったのですが、出土したものはちゃんと島根県立古代出雲歴史博物館に展示されているそうです。

ここで少しテンションが下がってしまったので、おそらく“鉄板”といえるであろう県庁所在地松江へ向かいます。ここで会いたい男がいるのですがその前に松江城。彼によれば島根ナンバーワンキャバクラ嬢の松江さんが住んでるんだそうですww。

しじみラーメン

小腹がすいたのでお堀の売店でしじみラーメン。悪くはありませんがこれはきっとお土産屋さんで手に入るやつです。

ここで既にこの旅の軽い問題に気付きました。出雲大社と松江周辺以外食事をするところがほとんど見当たりません。観光スポットも割りと離れて点在しているので、小回りの効くレンタカーより観光バスの方が向いているかもしれませんね。

国宝松江城

国宝松江城。ここが想像以上に面白い!
日本にお城数あれど江戸時代からの天守が現存するのはたった12城しか無いらしく、中でも国宝指定に指定されている5つの内ひとつがココ松江城。お城マニアならよだれを垂らして喜ぶところなわけで当然といえば当然ですね。

国宝松江城

石垣の中がこんな風になっているなんて知らなかった。地下には兵糧攻めにも耐えられるような巨大な倉庫とこれまた巨大な井戸まであって、きっと最上階へ攻め入るのはとても困難な作りになってるのが興味深かったです。逆に殿様が降りてくるのも大変そうですね。滅多なことじゃ降りないのか。それも退屈だね。

で、旅の後半に取っておこうと思っていたメインイベントとも言える会いたい男が近くにいるのでお城から歩いて向かいます。

しまねスーパー観光大使

会いたかったよ吉田くん!なんと生みの親フロッグマンさんの義母さんにも遭遇www。来てよかった!

今日のお宿はあえて朝食のみで頼んだので近隣で美味しそうなお店を探し、お城の裏手へ突撃。郷土料理さくら川

松江郷土料理さくら川松江郷土料理さくら川

松江郷土料理さくら川

山陰の“のどぐろ”押しがハンパない。しかもこっちだとすこぶる安い。

豪華絢爛な夕食で腹を満たして今夜のお宿、『美肌の湯』『勾玉発祥の地』で有名な玉造温泉の玉井館へ。湯元ならではの源泉かけ流し無加水。源泉温度60度以上のパワフルなお湯と、小じんまりしていて趣ある建物に暖かいサービス。申し分ありませんでした。周辺はやたらと大きくて立派な大型旅館が目につきました。関東の巨大温泉街は軒並み荒廃の一途を辿っておりますが、地方の温泉街はまだ大丈夫なんでしょうかね。

つづく>>>その2

Author Profile

パンチ伊藤
パンチ伊藤
・【身体の声を訳す】手力整体塾主宰
・からだ応援団団長
・丹田を再生するレストアストレッチ提唱
詳しくはこちら>>>このブログを書いてる人

『遊びがすべてを救う』をテーマに、身体と心に遊びを届けることを使命としています。