バンコクからパタヤへ。更に船で40分極上の離島リゾート【ラン島】
2018.1.27(土)。タイ5日目の今日は移動日。
4泊お世話になったハッピー3をあとにします。スタッフがみんな素晴らしくて清潔で良いホテルでした。
まずはホテルのすぐ脇を流れる川を走る水上バスに乗り込みます。
これを乗りこなせるとハッピー3は更に便利なホテルに変貌します。鉄道市場に行くときにも乗れていたなら(乗り方を把握していたなら)、渋滞にハマることも無かったなぁ。
ちなみに、いつでも激しい渋滞のバンコクですが、あれほどカオスな状況にもかかわらず交通事故はあまりないようです。車線変更とか脇からの合流とか左折レーンとかシッチャカメッチャカで我らの目にはケジメ無いように見えるのですが、攻めるとこは攻めて譲るところは譲る精神を皆さん持ち合わせている様子なのです。
しかも更に驚くことに全然クラクションが鳴らない。
あの状態で事故らないってことは相当視野が広くて、あの状態でクラクションが鳴らないってことは相当心も広いですね。タイ人。暖かいところってのはそれだけでちょっと優雅になれるんですかね。
ビューンと川を遡って次の桟橋 Pratu Nam(プラトゥーナム) へ。ちょっとお土産を入手しておこうと地元の大型スーパービッグCに立ち寄ります。ワタクシがお土産の定番としているショッピングバッグが無いものかとサービスカウンターで聞いてみますがどうも要領を得ません。店内をさまよってもそれらしいものは見つけられず。けどまあ、おみやげになりそうなものや道中のお供などをいくつか買い込み、最上階のイートインにて朝昼兼用の食事を取ります。
街でも市場でも意外と見かけなくてココでようやく食えたのがカオマンガイ。
ボイルした鶏肉がタイ米の上に乗ってて、好みのソースを掛けていただくアレです。鶏出汁のスープも付いてきて非常にさっぱりしていて好きなのです。このフードコートのカオマンガイももれなく美味くて満足。
少し歩いてChit lom(チットロン)からBTSに乗りEkkamai(エカマイ)へ。ここからパタヤ行きの高速バスが出てるのです。料金は108バーツ。350円くらい。パタヤまで2時間位走るのに安いですよね。
タイはタクシーも意外なほどほど安いのですが、その理由は燃料にあるようです。
豊富な天然ガスがタイ湾で産出されているから、ガソリンじゃなくガスを燃料にして走ってる車が結構多いのです。自国で取れると燃料はやっぱり安いんでしょうね。
パタヤのノースバスターミナルについたらソンテウに乗って繁華街を抜けバリハイ桟橋へ。トラックの荷台に乗るソンテウは通常乗合バス状態なので、周遊コース上のウォーキングストリート入り口までしか行きませんが、チャーターすれば桟橋の目の前まで行ってくれます。
もっとも乗り合いなら20バーツでチャーターだと200~300バーツくらいですが。
ラン島へ向かう船は何種類かあります。スタンダードな定期船でも行き先が2つあるので注意。
タワン桟橋の方はすぐ横に大きなビーチがあって日帰りリゾートを楽しむ人で溢れています。ダイビングやらジェットスキーやらバナナボートやらパラセイルやらやらのアクティビティを楽しみたいならタワン桟橋ですが、まるで40年前の夏の湘南海岸並みに人が溢れているので覚悟したほうが良いです。(って、あとになった知ったことですが)
我々は宿の近くナバーン桟橋への船に乗ります。長い桟橋を歩いて行くと船乗り場に看板が出てました。料金は乗り込む寸前でOK。ひとりたったの30バーツ。40分ほど船に揺られて桟橋へ降りたら本日のお宿は直ぐそこ!
このラン島でホテルのテラスから釣りしているyoutubeを見て、怪しいホテルのサイトをシラミツブシにして見つけた Lareena Resort By The Sea Koh Lan。しかもテラスの広いスイートルームにチェックイン。このホテルがとにかく素晴らしくワタクシの生涯イチのホテルになりました。だってこんな↓ですよ!!
もうね、バカになれます。大好きな人とただゴロゴロしているだけで今死んでも何の後悔もない気持ちになれます。それでも腹は減るので屋台など無いものかと近所を散策します。歩いて数分で
結構大きな市場に遭遇。ここで色々買い込んでテラスで晩餐です。ちなみに、ここラン島にはセブンイレブンが2つありますが、2つともラリーナから徒歩数十秒。水やお酒などにもまったく困りません。つまりナバーン桟橋周辺は島随一(唯一)の町エリアなわけですけれど、ラリーナは海に突き出しているので文字通り浮世離れしてるのであります。
極楽じゃ。市場で買った焼鳥もソムタムもトムヤムクンもチャーハンももれなく絶品!潮が上げてくるまでノンビリと優雅に晩餐を楽しみました。
夜半。いそいそと桟橋へ繰り出し小一時間色々投げてみましたが唯一のアタリがこれ。
良くわからないけどフエダイの仲間ですかね?グイグイ引いて面白かった。1匹だけど日本じゃ釣れない魚が釣れたので満足でございます。
地元の釣り人も少々いますが大半がイカ狙いでエギを投げてました。時期じゃないのか、小さいのがいくらか釣れているようでした。
夜風は涼しくベッドは大きく、『今このまま死んでも良い』と思える夜は更けてゆくのでありました。