タイガーエア台湾で成田~高雄(カオション)。美麗島駅と六合夜市へ
本名が中華民国だとか昔々は琉球だったとか予備知識も無いまま決めた台湾行き。あれこれとプランを練った挙げ句、某映画以来大人気らしい九份は切り捨てて、南の高雄(カオション)へ初めてのLCCで乗り込むことに。(その後国内線で離島へ渡るため)
タイガーエア台湾
チャイナエアの子会で、昨年スクートと合併していずれはスクートへ一本化される予定らしいタイガーエア台湾。尾翼の虎柄とか虎の皮をかぶった黒猫?のキャラクターとか他のLCCよりもイケてると思うので、無くなる前に乗れてよかった。
はじめてのLCCだったわけですが、4時間以内のフライトなら「使わない手はないな」というのが素直な感想です。成田からとはいえ往復で26000円でしたからね!
初LCC色々
今や沢山ある格安航空会社ですが、各社とも座席指定や受諾手荷物、機内食などはオプション扱い。この辺りがわかりにくいし結局結構な値段になったりで今まで使わなかったのです。
その点タイガーエアは、tigerlight、tigersmart、tigerproとチケットのクラスが3パターン用意されていてそれぞれ【light=手荷物10kgのみ】【smart=指定エリアの座先指定と手荷物10kg・受託手荷物20kg込み】【pro=全てのエリアの座席指定と手荷物10kg・受託手荷物20kg、機内食付き】という具合にセット販売されているのがわかりやすくて良いです。
で、今回は座席指定ができて受託手荷物20kgまで無料のsmartで往復26000円。品川から下関まで新幹線で往復するのと同じ金額で台湾往復できちゃうのです。(釣具も持っていかないなら手荷物10kgまでの機内持ち込みで20000円切る安さ!)
飛行機の楽しみであるオンデマンドサービスは無いので到着まで寝るしかないのだけれど、噂通りに座席は狭く薄く固く、3列シートの真ん中とかだとちょっとキツイかもしれません。だから座席指定できるチケットで、通廊側を抑えるのが正解だと思います。早めに通路側を押さえちゃうと、隣の真ん中が空席になる確率は結構高いですからね!
ちなにみ成田でのチャックインカウンターはめっちゃ隅っこで驚きましたw
手荷物も一応チェックされてタグを付けられます。
いざ搭乗口へと向かってみたら日本人がほとんどいなくてアウェー感バリバリwだったり、普通のエアとはちょっと違うことが色々ありますが、飛んでしまえば普通の飛行機でした(当たり前か)。
高雄(カオション)国際空港でまずは両替+プリペイドSIM
到着口を出ると目の前に中華電信のカウンターが有りました。が、何故かカード払いができないので左向け左で両替を先に済ませす。2018年5月現在、100NT$は360円くらい。
SIM売り場では希望の日数のカードを指定して用紙の3箇所にサイン。電源を切ったスマホを手渡せばSIMの入れ替えから設定まで手際よくやってくれます。今回は7泊8日なので通話150NT$分が付いた7日間(24時間×7)で500NT$のSIMカードがピッタリでした。ちなみにデータ通信専用SIMは見当たりませんでした。アクティベートするのにSMSが届くので電話番号が必要ですしね。
高雄国際空港から美麗島駅はMRT
1度空港を出るとすぐにMRT(地下鉄)への入り口があります。切符はコイン型。
美麗島駅までは30NT$、たったの15分位で街の中心部。東京とはえらい違いです。日本に来る観光客が可愛そうで仕方ない。
美麗島駅は世界の美しい地下鉄の駅2位に輝いたことがあって駅そのものが名物になってます。
陰と陽、二本の柱が支える天井には木火土金水。世界最大のステンドグラスで描かれる陰陽五行は圧巻です。
地上へ出ればそこはもう気温30度湿度90%でアジアの匂いプンプン!5、6分歩けば高雄最大の夜市六合夜市です。
おすすめは、色んな串を選んでその場で焼いてもらう焼き鳥、様々な海鮮がギュッと詰まってる海鮮貝、色とりどりの新鮮なフルーツ、小籠包(湯包)などなど。端から端まで歩いたらもうお腹いっぱい。
今日はここから近いホテルで1泊して、明日は国内線で離島へ飛びます。
LCCも使いよう
台湾に乗り入れているLCCは、タイガーエアの他にも、Peach、Scout、Vanillaなどあります。チケットの買い方が複雑だったり、払い戻しがなかったり、トラブル対応がイケてなかったり、発着の時間がちょっとおかしかったり(めちゃ早朝とか深夜とか)するようですけれど、飛んでるうちは普通の飛行機なので、今後はちょっと積極的にLCC使おうかなぁと思えました。
今回のタイガーエア台湾はノントラブル。快適でしたよ!