台湾のバラマンディー釣り堀【林邊大金池】とタクシー事情。Uber使えます!

台湾へ行くにあたって当然台湾の釣り事情を色々とリサーチしたわけですが、日本語で書かれたブログなどは未だ少ない模様で、正直あまり参考になるものは見つけられませんでした。英語圏なら英語で検索して辿り着けることもありますけど、台湾語サッパリわからんしw。Facebookが盛んな国らしく多くの釣人や釣り堀がFacebookページを持ってるし、Googleマップからも存在確認はできるのだけれど、大半はエサ釣りの情報だしルアーOKな釣り堀かどうか営業しているのかどうかすらサッパリわかりません。漢字ではあるんだけど中国語(台湾語)侮れん。

林邊大金池

そんな状態でも唯一硬い情報として当てに出来たのが【林邊大金池】というバラマンディー釣り堀。数々の Youtuber が台湾でバラマンディー釣ってるのもほぼココです。

林邉大金池

タイはGrub。台湾はUber。さて2020年オリンピックの日本は?

帰国便が結構早い時間だったので、澎湖から戻った際にチェックインしたホテルは高雄空港の直ぐ側。で、ここから釣り堀までは Uber を使ってみました。

使い方は、タイで使った Grub とほとんど一緒ですこぶる簡単。唯一の違いは Uber はカード決済だけという点です。ドライバーがどの道を走ろうとしているのかアプリ上でシェアされるので、Googleマップだけで見ておかしな方向へ向かって不安になるようなこともありませんし(ドライバーによって高速を使ったり使わなかったりしますからね)、何処を走っているか第三者にシェアすることも出来るので女性一人でも安心です。

街中ではバンコクでの Grub 並に Uber が走っているようで、朝の7時でも直ぐに目の間に車が滑り込んできました。Grubでは最終場所確認で電話が掛かってくるのがちょっと面倒(言葉がね)でしたが、台湾Uberではそれも無し。料金は前もって表示されるので交渉も何もなく挨拶だけして乗車すればOK。高雄空港近くから林邉大金池までは NT$662。朝の通勤ラッシュに少しもまれて50分程かかりました。

都合3回台湾のUberを使いましたが、台湾人の英語力は日本人のそれと近いからなのかドライバーさんは話しかけてきませんね。目的地はアプリ上で正確に設定できるので挨拶意外全く喋る必要がなく、言葉の不安という大きなハードルを気にかけず行きたいところへ行けるので使いこなしは必須です(超簡単ですよ!)。2017年には撤退とか再開とか色々あったらしいですがきっとこのまま根付くことでしょう。

タイでのGrubにしろ台湾でのUberにしろ便利なことこの上なし。日本はタクシー会社との兼ね合いで一向に普及してないようですが(ようやく淡路島でUber配車実験らしい)、2020年オリンピックだっていうのにタクシーも地下鉄もアホほどわかりにくくて恥ずかしいったらない。サマータイムなんかで無駄な議論してないでとっととなんとかしないと、恥を晒すだけの祭典になっちゃいますよ!

台湾バラマンディー釣り堀、林邊大金池のおじさんは超良い人!

で、台湾イチメジャーなバラボリの林邊大金池。ドライバーさんが「ここ?」って聞いてくるような奥まったところにある一見ただのバラックです(笑)。到着時、名物のおじさんは居なくて従業員?的なちょっとボケっとしたオジサンがいてなんだかちょっと困った風でしたが、とにかく2人分の料金(1人3時間NT$300)を払って準備してたら、名物オジサン登場。このオジサンが噂通りに良い人で、言葉は殆ど通じませんがアレコレと世話を焼いてくれます。

「フックのかえしは潰してね~」みたいな事を言いながらまずはバナナをくれて、途中休憩ではヒエヒエのスイカ、昼前に片付けしてたら焼いた(少ない油で揚げた)バラマンディーまでご馳走してくれました。

林邊大金池

バラマンディー

残骸ですまんw注意事項はバーブレスのみで他は何もありませんでした。

ちなみに2018年5月29日は平日とあってか貸し切り。小さい池なのでありがたいのですがどうやら理由は他にもあったようです。

林邊大金池

メインの釣り場と思われる池を1周しながらアレコレと試し、水車周辺は更に丁寧に上も下も横も縦も大も小も試しましたがどうにも反応がない。1月のタイで少し勉強していた甲斐あって小さなワームまで落としてようやく1匹目。

バラマンディ林邊大金池

けど小さいし痩せてるしなんか違う。暴力的に暑いので細かく休憩をはさみつつもしつこく攻めますがどうにもなりません。タイでの事もあったので「こんなもんなのかなぁ」と思いましたけど、一段上のサブ的な池に浮気してみたらこれが大当たり。

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バラマンディ林邊大金池

向こうは自然天然の湖(入江?)。きっとこぼれたバラマンディーがいるに違いない。

ちょっとマシなのが入れ食い状態。シャッドテールはもちろんミノーでもトップでもクランクでも釣れました。ただしあんまりなんでも釣れちゃうとなると飽きちゃうのが釣り人ww。釣れども釣れども金太郎飴状態だしね。

で、この池の奥に困った光景を見つけちゃったのであります。

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でっかいバラマンディーの死骸の山。リリースに下手こいて死んじゃった分とは到底思えません。養殖場として出荷もしているはずなのにどうにも解せない。

何分言葉が通じないので確かなことはわかりませんが、メインの大きな池で大量死があったんじゃないでしょうかね、多分。で、上の池では今フレッシュな魚を育ててる最中。池による釣れ方の違いとこの光景を合わせて考えたワタクシの勝手なストーリーですがね。

それにしてもここのオジサンは本当に良い人だったので、また高雄に行く機会があったら是非行きたいですねー。次は池を取り囲む蓮霧(ワックスアップル)畑が赤く実ってる時期が良いかな。レンブ-、めっちゃ美味いからね!

台湾の蓮霧畑