表丹沢県民の森。栗ノ木洞、櫟山(くぬぎやま)はコケの山だった
ひとりでプラプラとナナメ歩きしていることを話したら食いつく人が数人。その中から一昨年33年振りの再会をはたした絵描きの友達を誘って、おっさん二人で表丹沢県民の森へ向かいました。
この男。陰気なインドア派だった小4のワタクシにアウトドアを教えてくれた恩人なのであります。遊びの天才。基本小学生のままw。『面白い』『楽しい』と思えるツボが一緒なので、同行者としてこの上ないのです。
平日だというのに満杯の駐車場から少し舗装道を歩いて、唐突に登り始めます。
林道からほぼ真っすぐ栗ノ木洞へ登るこのコース。つづら折りになっているところが少なくて、最初に言っちゃうと結構ハードでした。ちょいちょい立ち止まって息を整えるヘタレなワタクシ。それでも舗装林道よりは10倍良い!
上の方は植林でもなく、中々ムードがあります。特筆すべきはコケの素晴らしさ!
全身緑に苔むしている樹があちこちにあります。
フカフカ絨毯みたい。
栗ノ木洞頂上は木々に囲まれていて眺望はなく、この道標があるだけ。だけどこんな天然のオブジェがあります。
絵描きの友達は創作意欲を失うそうです(笑)自然に全部あるからわざわざ絵を書いたりしなくて良いじゃんて。まぁ確かにどんな絵ももちろん写真も敵いませんわ。
広い尾根道をしばらく歩くと、
バーンと開けた気持ちの良い櫟山山頂。ここで一泊したい!と思うほどめちゃくちゃ気持ち良いです、ここ。
ちょっと外れたところにはまたまた強烈なコケのオブジェ。日当たりも風通しも良いはずだけれど・・・不思議ですね。
僕らが気持ち良いところはやっぱり他の動物も気持ち良いようで、鹿の糞がもの凄いw。気にせず地べたに座ってランチを食べてしばらく寝転がって満喫。
昔々、キャンプにはまっていた頃の古いシングルバーナーも再起動。職人さんが使うバーナーと同じボンベなので、震災の時もホームセンターで売れ残ってたすぐれもの。
ここから駐車場へ戻るコースはいくつかあるようで、右往左往軽く迷いつつ、終始気持ちの良い空気にたっぷり浸ってきました。
それにしてもココは苔の山ですな。あまりに素敵なので目立たないところからちょびっと失敬して・・・
100均でお皿とハイドロボールと木っ端。しめて300円の苔盆栽。新しい趣味になりそうです。
すこーしずつ行程を伸ばしてリハビリしているおかげか、今回は登りが結構キツかったけれど、フクラハギの軽い筋肉痛だけですみました。身体進化してますww!