いつも大吉!日向薬師~日向山
かれこれ30年ほど、初詣は日向薬師なのです。
離婚した年だけ行かずに、双方とも車をつぶす事故にあうなどという曰くもあって、すっかり行かないわけにはいかなくなっているのです。しかもこの15年ほどは一応整体師のハシクレとして健康産業に携わっているので、
『無病息災パワーを注入してクライアントへ還元!』という目的もあったりしますw。
始めて行ったのは小学校の時。山好きだった5、6年の担任が、夏休み中かなにか休みの時に有志を募って、日向薬師に寄ってから九十九曲~見晴台~大山下社というコースへ連れて行ってくれたのです。生まれて初めて『豆腐美味い!』と思ったのも、あの時でしたな。
日本三大薬師だとしったのは随分立ってからですが、以降なにかと気になってすっかり恒例になっている日向薬師参り。
そんなわけで、ナナメ歩き第一弾はやっぱりココからということに相成ったわけです。
お参りに行くときはその時の気分で上まで車で行っちゃうのですが、やっぱりバス停脇の駐車場に車をおいて、参道を上がるとちょっと厳か?な雰囲気があってよろしいのです。
頼朝さんもお参りした由緒正しき道ですからね。
この山は剥き出しの岩盤を削って階段状になっています。歴史は感じさせますが、ところどころ水に削られ風化が進んでいるので、雨の後などは結構滑るかもしれない。
途中でいつも見上げる趣ある枝ぶりの木。植物と鳥にはとんと疎いので何の木かは知りません。
仁王門を過ぎると、大きな杉の木に左右を守られた明るい階段になる。最後にちょっと急な階段を登ると、立派な藁葺き屋根の本堂がドーーンと現れる・・・・・
んだけれども、2009年から350年振りの大改修工事中で、敷地の大半は囲わてしまってます。(写真は以前のものです)
工事していなければ多分入ることのなかった宝物殿に、数年前入ってみましたけれど、入ってみて正解。仏像落ち着く(笑)ずっと見てられます。300円?とかで入れるので、是非。
もうひとつの見ものは、樹齢800年と言われる大きな杉の木。神奈川の名木100選のひとつで天然記念物でもあります。
何をどうやっても写真でこの木の迫力は出せないのです。残念。
で、今回は裏の駐車場の方へ上がって、そのまま奥の院のあった裏山、日向山山頂へ向かいます。
登り口の梅園は未だ二分咲き程度。
本堂横にあった赤い梅の木がどうなっているのか気になります。
こっち側もやっぱり岩盤質な感じ。雨のたびに削られた歴史を感じさせる道。階段みたいな味気ない平より良いけれど、この手の道に砂利が浮いていると滑るね。
近年のハイキングブームもあってか、ところどころきちんと整備されています。この先はちょっと広めの尾根道になって、ほどなく・・・
標高404m。日向山山頂。東側だけ眺望が開けます。数十年振りのリハビリハイキングならこれくらいからで丁度いいwww。
実はナナメ歩きするつもりでは無かったので完全防寒状態。ヒー◯テック地獄を味わいました。アッツイ!!
そんなわけで、帰宅後直ぐに、寒からず熱くならないインナーを買いに行き、ワタクシの手探りなナナメ歩きの幕が切って落とされるのであります。