浄発願寺本堂跡-奥の院岩屋-ニノ沢頭でスネが筋肉痛

予約の施術まで時間があったので、ちょっと気になっていたとろこへナナメ歩き。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

日向薬師のバス停を通り過ぎて、林道のゲートがある少し手前の広い駐車場から、歩いて少し戻って入山。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

浄発願寺は、徳川幕府の頃には男の罪人達の駆け込み寺だったそうで、ここへ駆け込めば、殺人以外なら無罪放免という何ともありがたいというか都合の良いというか治外法権なパワーを持ったスポットだったそうです。

灯籠の先には上の写真のような記念碑や石像も沢山。本堂跡へ登る最後の石段は、罪人が罪滅ぼしのためにひとり一段ずつ作ったといわれています。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

小さな沢づたいにしばらく登ると、その石段の先に本堂跡。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

天然の地形を利用した水路跡など、中々味わい深く、チカラも感じるところです。ちょっと静かに目を閉じてみたりなんかして。

本堂跡を左に折れてあまり整備されてない道を行くと、奥の院の岩屋が現われます。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

弾誓上人をはじめ名高いお坊さんが修行したとされる岩屋。なにげに厳かな空気であります。弾誓上人は木食遊行(米穀を絶ち木実・果実だけを食べる行脚)の開祖だそうですが(元祖炭水化物抜き!)、この辺の木の実・果実だけで何とかなるとは、今じゃちょっと考えられませんな。

ここからグイグイ登って西へ向かえば大山、東へ向かえば日向薬師。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

カメラは水平に行先をとらえていますがこんな感じです。植林されてない良い感じの山です、ココ。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

日陰には先日降った雪が少々。

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

丹沢ハイキングナナメ歩き - 浄発願寺

ここで左右両方見下ろせる尾根歩きの気持ち良さに触れる。

大山方面へ向かう途中にある一応のピーク、ニノ沢頭へ向かうつもりが、道がよくわからなくてタイムリミットも押し迫ってきたので、適当なところでUターン。

林道に降りてから駐車場に向かうのが1番シンドかった(笑)。舗装された道はつまらんね。そしてスネが筋肉痛になりました。

平らな道だと足首を背屈しなくても歩けてしまう。コレはとっても由々しき問題なのです。お年寄りが転んでけがをするのは自宅が多い。爪先が上がらなくなって、カーペット一枚の高さにつまずいて転ぶのです(あとはお風呂ね)。

丹沢ハイキングナナメ歩きでスネが筋肉痛

だからと言って、椅子に座って爪先上げる様なトレーニングをわざわざするのは楽しくないでしょう。楽しくなければ続かないのは誰でも一緒。

ナナメ歩きなら登りでも下りでも足首がしっかり背屈します。しかも楽しく!
わたくしパンチ伊藤48歳。2度目のナナメ歩きでスネに筋肉痛が出ましたが、3度目から出なくなりました。歳だからは良い訳になりません(笑)いくつになっても身体は変えられますよ!