NYCの友達を訪ねる旅その6
5日目。
文字通り、ブッ倒れるまで遊ぶのは気持ち良い。
眠るのも結構体力がいるもんで、歳とって弱ってくると妙に早起きになったりするもんだけど、
1日しっかり釣りするとまだまだぶっとうしで12時間以上眠れます。
人のベッドでもお構いなし。。。。
オレが滞在している間、友人は床に寝ているわけで、大変申し訳なく(でも寝ちゃうけど)
この日は早々にアパートを出てしばらくベッドで寝てもらおうと。
もうほとんど燃えカスだし(笑)
空気がね、すんごっく乾燥してるし、結構澄んでるから、
日向は暑いけど日陰は寒い。
なのでチラチラ日が当たる木陰でボケーーっとする。
空気の乾燥度合いはホントに凄くて、実は2日目かなり喉が痛くなって、
こりゃやっちまったか?!と思ったほど。
3日目には治ったんだけど、日本との湿度の差はハンパ無い。
んで、NYって街にはトイレが無い。
相当でかいターミナル駅でもないかぎり駅にも無ければ、街中にはいっさい無い。
巨大な公園にも1ヶ所か2ヶ所しか無い。
じゃあその辺で立ちションしまくりなのか?というとどうもそうでもない。
2つの公園の池の周りをグルグルまわったけど、立ちションに出くわしたのはたった1度だったし。
オレが思うにこの乾燥度合いが関係しているように思う。
つまりNYの人達はションベンしないのだ。
昨日15時間ほど一緒だったNY生活30年のKAZさんも、小便したのはたった1度。
しかもこっちは釣りの最中に1Lの水を飲み干しているにもかかわらず、彼はほとんど口もつけていない。
これを見てオレの妄想は確信に変わっていったわけ。
ニューヨーカーは水分とらない。
ニューヨークは超乾燥してる。
ニューヨーカーはオシッコ少ない。
ニューヨークはトイレ無い。
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きっとニューヨーカーは結石とか腎盂炎とか循環器系の病気が多い!
統計とか知らないからオレの勝手な想像だけどね。
んでオレはほとんど燃えカスなんだけど、実はまだ大事な事が残っているのです。
なんせホストの友人は大事な大事なレコーディングがすぐそこに迫ってる。
そこで『お前も練習に付け合え』と、渡航前に譜面が送られてきていた。
あたしゃ大分音楽から遠ざかっちゃってるのですが、
ちょっとワクワクして見たこと無いコードを調べてみたりして、今日はついにセッションしちゃうのです。
と、その前にNYの湘南、コニーアイランドへ連れてってもらう。
コニーアイランドConeyIsland といえば、
大好きだった子供ばんどのダイアモンドダストって曲が、「コニーアイランドにて」ってサブタイトルだったな。
残念ながら閉業した『CBGB』でライブした時に出来た曲だっけか。
つまり冬にはココにダイアモンドダストが舞うわけだ。
ホットドッグ早食い大会で有名なネイサンズ。
信号守らないしクラクション鳴らしまくるくせに、列にはおとなしく並ぶアメリカ人が不思議。
幅30mほどあるボードウォークが延々と続くブライトンビーチ。
延々と続くボードウォーク(5、6キロ?)にはこれまた延々と縦横5m間隔くらいでドラム缶が置かれてる。
ちゃんとアートしてんだけど、これが全部ゴミ箱なの。
『無いと大変な事になっちゃう』とはいえ、いくらなんでも多すぎじゃね?
この海辺の町はロシア人が多いらしく、まったく読めない看板がいたるところにある。
んで友人のお目当てはロシアの食い物らしい。
彼がいつも行ってる店に行く途中、激しく引き寄せられた店にそのまま突入。
したらココが大正解。
NYでようやく旨いものにありつけました。
何て言うかね、何を食っても『食べた事ある味』なの。ロシア料理。
地理的に近いからなのかね。
まったく学習能力が無くて食い物の写真は撮れません。すいません。
ま、そんなわけで『ロシアには住める』と思った次第。
寒くなければだけど。
途中ゲットーと呼ばれる地区に立ち寄ったりしながら帰って、
夜はいよいよセッションです。