NJ レイクホパコンで釣り – NYC探訪その5
4日目
約束の5分前に携帯が鳴る。
さすが日本人と言いたい所だけど、
NY在住30年くらいだから、ほとんどアメリカ人のKAZさんが今日のガイドを務めてくれます。
マンハッタンを越えてニュージャージーのホパコンHOPATCONG まで車で2時間ほど。
西川口に迎えに来てもらって環状線経由で山中湖に行く感じかな。
ハドソン川を越えると一気に田舎ムード満天で、レイクの側はもう『スタンドバイミー』です。
森と湖しかない。
セブンイレブンで朝食と昼食、飲み物を買っていざ。
セブンイレブンのベーグル、旨かった。
あとセルフサービスのコーヒーは日本でも希望。
ホパコンはトーナメントも行なわれるメジャーなところらしい。
5ヶ月くらいは天然の禁猟(結氷)があるので、八郎潟みたいな感じか。
湖岸にはサマーハウスが立ち並ぶリゾート地。
天然湖だけどダムがあって、ドックの修理とか凍る冬場は水を下げる事が可能。
最大水深は15mほどだけど、ウイードいっぱいのシャローな湖って印象。
オレからみたら結構琵琶湖チック。
対象魚はラージマウスバス、スモールマウスバス、チェインピケレル、ロックバス、
ブルーギル、クラッピー(ブラック・ホワイト)、ウォールアイ、マスキー、
パーチ(イエロー・ホワイト)、ストライプドバス、チャットフィッシュ、
トラウト(ブラウン・ゴールデン・タイガー)などなど。
レンタルボートもあるみたい。
釣りは桟橋などのカバーバンク打ちか、ウイード狙い中心。
まずはマリーナから程近い桟橋で、得意のI字引き。スキッピングならおまかせだゼ~。
で、念願の外道そのいち。ロックバス。
こいつもクラッピー同様バイトが早い。
似た感じのところで何匹か追加したのち、桟橋横でビッグバイト!
んが、『パンッ!』って切れちゃいやんの。
○「うわ~歯っぽい・・・」
●「ピケレルですかね~」
○「むふふ。良いね良いね~」
同様の釣り方でキーパーサイズのバスも釣る。
大きく移動してウイードエリア。
冬には枯れるらしいけど、もう水面下30センチくらいまで伸びてて、
ハードベイトを引けるスペースはほとんど無い。
水は結構クリアだけど意外にトロロっぽいのもあるから、どうもいまひとつピントこない。
けども、KAZさんにも遠慮なく釣ってもらうと、しっかり釣るわけ。
3ポンドクラス連荘。
ウイードのポケットには石がある(からウイードが生えない)みたいで、
近距離からピッチングでジグを打っている。
はは~ん とか思ったけど、最近ザックリした釣りしかしてないオレは堪えしょうがない。
何とか上まで引っ張り出そうと色々ためすも、何せウイードがすごいし浮きゴミも邪魔。
つまりバイブやジャークはウイードに突っ込んじゃうし、
トップは浮きゴミを拾っちゃう。
唯一引けるのがジョイクロなの。
念願のチェインピケレル!
もうこの旅完結!ハッピーエンドです(笑)
実はこの日ピケレルさんは高活性。
ジグでもバイブでもスイムベイトでも釣れました。
バスがいまいちの時でも楽しめる魚が日本にもいたらね~。
その後は更なる外道を求めてさまよう。
ウォールアイは晴れた日中は厳しいそうなので、
マスキーとパーチが釣れないもんかと色々試しましたが、どうも無理っぽい。
マスキーはともかくパーチが釣れないのは珍しいみたい。
オレがウイード苦手なのを悟ったか、釣れそうなバンクを流してくれるKAZさん。
(ちなみにオレもKAZなのでこの日はダブルKAZさんなの)
こっちのほうがオレには性に合ってるので、2~3ポンドをパラパラ釣る。
後半は風も良い感じだったのでワンナップシャッドをライトテキサスにしてスイミング。
これなら浮きゴミも気にならないしね。
終了間際はもういっかいパーチが釣れないものかと粘ってみましたが、
ピケレルが釣れた時点でもうほとんど電池切れなので、「あがりましょっか」って自分から申告。
いや~ほんと満足ですよ。
バスも凄く綺麗でコンディションも良いしね。
もう2週間ほどあとならトップで楽しそうって思います。はい。
帰りは橋が通行止めだったり、ブルックリンで迷ったりたり大変だったみたいですけど、
お言葉に甘えて爆睡させてもらっちゃいました。すいません。
KAZさん、今度はハドソン川で遊びましょう!
日本にきたら連絡してね。
アパートに帰ってからほとんど喋らずシャワーを浴びて即死。
12時間ほど眠らせてもらいました。。。