NYCの友達を訪ねる旅その7
まぁなんつーかそのーアレでしたけど、
人と音合わせるのはカレコレ10数年振りなので、かなり楽しかったです。
6日目。(長いです。暇な時にどうぞ)
帰国便は明日だけど11:00発なのでアパートを早朝に出なきゃならない。
なので事実上今日が最終日。
夜に最後の『大事な目的』を残して、ちょっとは観光客っぽい所に行っておこうと午前中からアパートを出る。
ココに来てようやくガイドブックなんぞ開いてみて、どこに行こうか検討してる時に、
ふと帰りのことが気になってきた。
『バス乗り場ってどこだ?』
ってことで明日の予行練習をすることに。
NYの地下鉄は平日と土日で随分違うみたいだし。
タイムススクエアのモザイク。
この駅には珍しくトイレがあるけど閉鎖されてる(笑)
ひたすらポートオーソリティーって看板を頼りに地下をズンズン歩いていくと、
ほどなくバスターミナルに到着。
チケットを買って乗り場を確認しておこうと右往左往する。
インフォメーションがあったので聞いてみると(当然片言)あからさまに嫌な顔して
『あっち!』みたいなこと言われて終了。なんだか感じ悪い・・・・。
するってーと黒人のオッサンが近寄ってきて、
●「どこ行きたいんだ?」とか行ってくる。
○「ニューアークエアポートだよ」って言うと、チケットの自販機まで連れてってくれて、
●「今行くのか?」
○「いんや、明日」
●「15ドルだ。んで、こっちこっち」
しっかり乗り場まで案内してくれて、
●「15分おきに出てるからな。んじゃハヴァナイス!」
ここまで親切にしてくれたらね、2ドルくらいチップ払ったって全然OKです。ハイ。
いや、悪い人もね、きっといるだろうけど。
さて、予行練習終了。
普通の観光名所をちょっとまわりつつ、少し足りないお土産を探します。
見た目にこだわるのがアメリカである
ロックフェラーセンター。
スケートリンクとクリスマスツリーがあまりにも有名。
それにしても、国旗が・・・・。
上を見上げるとこんな感じ。
セントパトリック教会。
建物が石とかレンガで造られてるのと、地盤が固いのとで、
ブッ壊さない限り古い建物が残ってるわけだ。
かなり再開発が進んで、グラスビルが増えたみたいで、なんだかちょっと変な景色だけど。
ブロードウェイと7thアヴェニューの交差点。
結構良く見る写真だね。これ。
5thアヴェニューは何故かトルコのパレード。
延々と途切れることなく続きます。
別の通りではイタリアのお祭りもやってな。
んで、5番街はパレードが延々続いてるわけだけど、
5番街に繋がる道路はまったくほったらかしなの(笑)
一方通行だし(爆)
2時間くらいはこのままと思われ。
MOMA 結局凄い行列でやめた。
みやげ物もすんごい値段でやめ。
クライスラービル。
このビルが一番カッコいい。
トイレはやっぱりスターバックス。
モカラテのshotなんだけど・・・・大きくね?
これにキングコングが登ったのを知る人も、
今や少数派でしょうか。
建物がね、とにかく高すぎ。
近くまで行くとさっぱりわからないし、ちょっと離れると周りのビルに隠れちゃう。
とにもかくにも写真が縦ばっかり。
お客さん用のお土産は入手したんだけども、ちょっと特別な人用のお土産がまだ足らない。
んでNYらしいモンってのを色々考えてガイドブックを見てたら、ここに(グランドセントラルターミナル)にちょっと面白いモン発見。
地下鉄路線図がデザインされたTシャツ。
同じデザインのパスケースをいくつか購入。
これでいわるゆ用事は完了。
ってこれが駅ってさ、凄いよね~。
この辺からまた地下鉄に乗って、一気に南に下る。
やっぱアレは見とくべきかと・・・・。
コレ。(笑)
自由の女神への玄関口、サウスフェリー。
結構釣り人がいて、なんかの切り身をつけて大遠投してる。
何だかわかんないデッカイ魚(80センチくらい)が釣れてました。
来る人来る人に見せびらかしてたら、きっと滅多に釣れないと思われます。
ここの駅は最近改装されたらしく、日本のそれと良く似たつまらないものになってました。
機能性重視・・・・・はアメリカらしくない。
もう一箇所行ってみたかったのがココ。
ダンボと言われる地区。
ブルックリンブリッジってカッコいい。
ここから見るNYが一番NYっぽいかもしれない。
次回はここにルアー通すづら。
鮭釣っちゃる!
ここも一応ブルックリンなのだけれど、随分と落ち着いた高級住宅地ってな佇まい。
お洒落なお店も多いらしいけれど、それらには全然興味無いのが残念だ。
日が陰ってすっかり寒くなってきたし腹減ったし、途中シャトルバスに乗って
(何かあったらしく乗り場が変更になってた。ポリスも沢山。お陰でタダ)
アパート到着。
ここから最後の夜へ突入でございます。
やっぱり『ハンバーガー』がアメリカである
「んじゃぁステーキですかね」と向かった目当ての店はなんと閉店。
08年末から始まった世界不況の震源地ですからね。NY。
『FOR RENT』とか『FOR SALE』とかの看板はそこかしこにあるわけです。
ま、しかたない。
でもぉ腹は猛烈に減っちゃってるので、とにかく何か食っちゃおうと言う事になり
たまたま近くにあったのが、FIVE GUY。
アメリカ入り早々に食ったバーガー屋と違って、ここは地元の人にしっかり愛されてるようで、『昼飯NO.1』みたいなのに何度も選ばれてるらしい。
アメリカのバーガー屋は注文のシステムがちょっと変わってる。
ベースのバーガーが何種類かあって
(ハンバーガー・チーズバーガー・ベーコンバーガーなど)
それらにプラスして自分の好みでトッピングしていくシステム。
ベーコンチーズにレタスとトマトとピクルス、オニオン・・・あとケチャップとマスタードね。ってな具合。
具は相当たくさん種類があって、味付けも、ケチャップ・マスタード・マヨネーズ・バーベキューソースとか選べる。
ちなにみあと乗せの具やソースは全部タダ。
面倒な気もするけれど、個人を尊重しているというかなんというか、
このシステムオレは気に入ったけどね。
日本でコレができるのは、バーガーキングくらいでしょうか。
(トマトとかタダじゃない具があるらしい)
んで、コレが美味い!
6ドルくらいだったけどボリュームもバッチリ!
とりあえずサクッと・・・・なんて言ったけどお腹いっぱい。
もしあっちに行ったら、これは食った方が良いです。はい。
最後の夜のお楽しみはまだ続きます・・・・・
『なんで?』こそ遊び心である
ドンパチやるような洋画を見てると良く出てくるでしょ?ストリップ。
んでその場面に必ず気になるものがあるじゃないですか・・・・・。
ステージにある・・・・・登り棒。
踊り子さんは、決まってあの鉄の棒に絡みながらショーを繰り広げているでしょ。
・・・・あの棒のにはきっと何か秘密がある・・・・・
ずっとそう思っていたわけです。
で、滞在中絶対1回は行かなければならない場所を、最後の夜にとっておいた次第。
しかも!
ロシアですロシア!
いやまぁコテコテのアメリカ人も良いですけど、ロシア人の綺麗さは凄いでしょ!
ってことで、またコニーアイランドの人となったわけです。
なわけで残念ながらココから写真はありませんが、訪れたのはFOXYというお店。
入り口でIDチェックを受けて凄く友好的な『ジャパニーズ?!』という笑顔を頂いて
入場料10ドル(安っ!)を払っていざ入店。
・・・・・・・・・・無いっ!!!
棒が無いじゃないかっ!!!!!
お店の真中に丸いお立ち台があって、確かに踊り子さんはそこで踊っているのだけれど、
肝心の棒が無い・・・・。
しかも脱いでない。
しばらくしてカウンターに座った我々のところにオネーさんがやってきて、
お店のシステムを説明しだした。
なんでも、別室に行って1曲分25ドルで踊る(脱ぐ)らしい。
(なんとかダンスってシステムが良くあるらしい)
友人いわく気付かぬうちに2、3曲過ぎてエライ事になるシステムらしい。
んが、ココまで来て見るもの見ないで帰れるわけは無いので、
絶対1曲の約束でなんとかダンスを頼むのだけれど、
その前に『棒は?!』って疑問を通訳して聞いてもらう。
『この店はまだ4ヶ月しか経ってない新しい店なのだ』
『クラブとして正式な認可がまだ下りてないのだ』
『認可が下りたらあそこにバーが立つのだ』
つまりはそんな話だった。
あの棒は『公認ストリップ小屋の証』なのだ。
認可が下りて棒が立ったら、晴れてステージで脱げるらしい。
念願のポールダンスは見れなかったけど、お陰で『棒』の謎がすっきり解明しちゃいました。
ロシアの女性はとんでもなく顔が小さく驚くほど胴が短く、
この世のものとは思えない目の色をしておりました。
そんなわけで、ハンバーガーと女に始まり、ハンバーガーと女に終わったNYでした。
ウッチありがとう。本当にお世話になりました。
CD楽しみしてるよ。
エリックとバーニーにもよろしく。
機内で読もうと、行きの成田で買った『男の品格』なる本を、帰国してから読んでいたら、
『1人暮らしと海外一人旅をしたことない男は・・・・』うんぬん、ってな事が書いていりました。
ようやくオレも大人の男になれたようです。
滞在中オレの頭の中にはずーっとこの曲↓が流れてました。
長編です(約7分)お暇な時にね。