ネパールで神の魚サハールと逢う(予習その3)

1ヶ月を切ったのでそろそろ本格的に準備に取り掛かろうかというネパール行き。ビザも必要らしいのでスムーズな入国のために予めネパール大使館で15日間3000円のビザ申請をする。

直行便は無いのでタイ経由(他に韓国インチョン経由もあり)でカトマンズ入り。そこからさらに国内便で30分、ポカラというネパール第2の都市へ。ポカラにもフェワ湖という湖があるけれど、そこからタクシーで1時間ほどのベグナス湖が今回の目的地・・・・・・遠い!近いけど遠いぞ!

伊藤にとってはまったく未知なるところだけれど、バックパッカーとかトレッキングの人たちにとってはかなり魅了的で馴染みのあるところらしい。ま、立派な観光地です。未知なる魚を釣るわりに【秘境で怪魚ハンティング】って感じではありません。

メインターゲットのサハール(神の魚)ですが、聞いた事さえありませんでした。
9月にSHINGOプロから送られてきた写真がこちら

サハール

第一印象は『派手なニゴイ』w。注目すべきは鱗の大きさ。ターポンとかピラルクに匹敵する古代魚振りがうかがえます。んが、この写真だけでは正直まだグッと来ない。んでこんな本を中古で購入。いや~全然知りませんでした。不覚。

サハール

著者の小林氏はこの本が出た当時横浜在住だったそうで、今ももし近所ならならと思いましたが現在はタイ在住のようで残念。
フェワ湖で出会った“名人”のサハール講義が秀逸なので以下転載させていただく。

サハールはある程度の大きさになるまでは雑食性で、体調が60センチくらいまでに成長すると突然小魚を襲いはじめること。しかし、それは常にというわけではなくて、天気や気温、水位や水質などの条件が揃ったときだけで、普段はやっぱり湖底の泥の中を漁っていること。大きいものは2メートルにもなるが、最近ではそんな怪物はほとんど見られないこと。良く釣れるのは雨季の初めで、5月がベストシーズンであること。どうしても大物が釣りたければ、ヘワ湖よりも14キロばかり東に行ったベグナス湖のほうが、ずっと可能性が高いこと。

なんとも魅力的な情報でございます。ようやくワクワクしてきました。
(ただし著者が満足できるサイズを釣り上げたのはずっとインド寄りのやっぱり秘境の河。象とかトラとかサイとかワニとかが普通にいるところwww)

サハールの正式名称、Golden mahseer(ゴールデンマハシールとかマシールとか)もようやく分かったので、その名で検索してみたら出るわ出るわ・・・どうやら欧米の方達は相当ハマッているようです。↓こちら83ポンド!(37㎏くらい)だそうです。

 

2.8メートル、55kgなんていう怪物の記録もあるらしいく、鱗のある淡水魚では最大級なわけだ。そりゃハマるわなぁ。

 

まだつづく・・・・たぶん。