韓国バスフィッシングツアー
何がミステリーってインチョン空港から先は何も知らされていないってところ。
同行するSHINGOちゃんのお友達、JEON WOO YONG さんに全てお任せなのです。
しかもお互い、言葉はほとんどわからないというオマケ付きw。
単語のみの英語とほんの少しの韓国語・日本語を織り交ぜてのコミュニケーション。いや~、何とかなるもんですな。
空港で我々をピックアップしたJEONさんは車を南に走らせ、Angler’Magazine 『LURE&FRY』編集部へ連れて行きます。SHINGOプロは韓国でかなりな人気者なのです。
サムギョプサルをご馳走になった後、結構ちゃんとしたインタビューを3時間ほどみっちり。インタビューはさすがに編集者のスタッフの女性が(卓球の愛ちゃんにクリソツ!)通訳を務めてくれたので、今回の旅で一番普通な意志の疎通が図れた時間でした。ついでに今後の予定をJEONさんに確認してみましたが、ものの数時間で予定はどんどん変わるという柔軟さ。まったく意味ありませんでした(笑)
インタビューの模様は突貫編集で今月末発売の雑誌に載るようです。
(先月号には青木大介プロのインタビューが載ってました)
ちなみに、JEON WOO YONGさんは韓国で釣りの番組を持っているほどのお方。今やすっかり定番になったジグヘッドワッキーの生みの親なのです。
日本で売れまくったインチワッキー元祖は『kayser rig』といいます。
インタビュー終了後、JEON(発音はほぼジョン)さんが経営するプロショップ『BASSCAMP』で荷物を解いて、いざ釣り場へ移動です。
2時間ほど高速を走ってたどり着いたのはテジョンという街。
男三人モーテルで仮眠をとって、明日はその名もテジョンレイクで釣りです。
テジョンレイクはヘルシーなバスがバコバコ!
大田広域市(略称: Daejeon;??;テジョン)のモーテルから車で20分も行くとすっかり山の中。
そこにテジョンレイクが姿を現します。
湖の下流域は、大統領の別荘?があるらしく釣り禁エリアになっているそですが、大統領の気持ちもわかる素敵な湖ですよ。ここ。しかも相当デカイ。
ウイークエンドは釣り以外にもレジャーのボートやウエイクが沢山走るらしい。
平日のこの日も、ウエイク一艇と陸っぱりバサーを数名見かけました。
街から近いし休日の賑わいは想像できますね。
まぁ、凄く大きいし、日本の某湖とは比べ物にならないでしょうけれど。
で、釣りは・・・・ちょっとスロースタートな感じはありましたが、見つけてからはほとんど入れ食い!とても載せきれないのダイジェスト版です。
ボクのファーストフィッシュが左上。50にちょっと足らない40後半。が、釣れ方が気持ちイイから文句なし!
プレッシャーの“プ”の字も無いので、魚の反応がとっても素直です。
20年ほど前は千葉や茨城でもこんな釣りが出来るところがありましたな。
おかげで色々試せて、『釣り頭』を鍛えたもんです。
あ、ついでに『釣り体』もね。
ラッキクラフトBEVYシリーズとジョイクロ178
3日目は、ソウルの南30キロほどまで戻って、水原市(スウォン)のレイク・シンガル(新葛)で釣りする予定でしたが、JEONさんネットワークでシンガル×情報が入り、さらにレイク・テジョンを釣り込むことに。
テジョンの街で食堂を営むJEONさんチームの方がボートと共にやってきたので、急遽日韓試合がスタート!
で、SHINGOちゃんと彼が溺愛するBEVYシリーズの凄さを目の当たりにする。
ENJOY FISHERMAN のボクは、ラッキークラフトの小さなプラグたち(BEVYシリーズ)を投げ続けるのが正直ガラじゃないわけですが、職業釣り師の彼はこのシリーズ、特に自ら手がけた【シンゴベビーシリーズ】をテンポ良く投げまくるのです。んで、小さいのから大きいのまでとにかく釣りまくる。
デカイルアーでデカイのだけ拾うんじゃなく、良く釣れるひとくちサイズのルアーでとにかく釣る。これって試合ならとっても大事なことなんだろうなと思う。
イチカバチカで試合やってるやつはアマチュアなんだ。
真剣勝負だからこそ、小さくても良いからとにかく釣る。(事実、彼は極小サイズのバスを何匹も釣ってた)沢山釣れば大きいのも混ざる。そういう釣りだから試合終了まで気持ちが続く。
溺愛する意味がよーくわかった気がしました。
やっぱりね、遊びはバクチで良いけれど、人生かけるような時はバクチじゃいかんのです。
イチカバチカで腰椎や膝関節の手術なんかしちゃいけません。
イチカバチカで独立開業もしちゃいけません。
・・・・・というか、ほとんど場合できないよね、怖くて。
一歩踏み出せないのはバクチしようとしているからなんだな。
試合はSHINGOチームの勝利!ま、どーでも良い事ですがw。
今回ボクが釣ったビッゲスト2匹。ちゃんと計っていないけれど、どちらも52、3といったところ。ヒットルアーはジョイクロ178とルドラでした。
久しぶりに沢山釣って思ったのは、釣りの動作が随分下手っぴになっているな~という事実。もうね、バラシ連発(笑)
動作だけなら日頃から沢山釣ってる韓国チームの方が上手い。
んが、魚の居場所を読んだり、釣り方を合わせたりする事に関しては日本チーム。
釣れる魚を釣ってるだけじゃあ上手くならないあたり、忙しいサロンで揉みまくっても動作だけしか上手くならない整体と同じだね。物事の本質はいつも一緒!
頭と体、どっちも上手に使いまひょ。
おまけ。韓国グルメ
韓国といえば、やっぱり安くて美味い食い物も超が付く魅力!
だいたい500円前後で腹いっぱい。
この旅はほとんどJEONさんチョイスだったので、良くわからない料理がいっぱい出てきました。○○スープ+ご飯+おかず(ナムル)、って言うのが普通に良くある食事みたい。スープの種類がいーーっぱいあるんだね。
ボクのリクエストで食べた冷麺は超美味かった!
んが、韓国では食事としてみなされてないらしい。・・・・おやつ?ちなみにこの冷麺は350円くらい。
最後の晩に、SHINGOプロと2人だけで適当に入って適当に指差し注文したものが一番辛かった!というオチでしたw右下のラーメンみたいなやつね。体中から色んな汁が吹き出ました。でも美味い!
安いヘルシー美味しい韓国料理。チョェゴ!