5振りのNYC番外編 – アメリカのプリペイドsimを使う
旅レポの途中ですが番外編です。
simフリーとか格安simとかってキーワードを多くの人が知っている今日このごろ。かくいうワタクシも随分前から気になっていて、今の2年縛りが終わったら乗り換えようかなと薄々思っていたのです。
そんなタイミングでXperia Z1のバッテリーが残り30%くらいから突然0%になって落ちるという現象が頻発。色々調べて対策しましたがバッテリーの劣化が原因らしい。近所のauショップにそのことを告げるとそそくさと新品交換の手続きをしてくれて、翌日にはまっさらなZ1が届きました。
ならば!とこれを機にIdoから続く20年の腐れ縁を断ち切るべく重い腰をあげてみた次第です。ちょうど今回のNYC行きも迫っていたので、力強く背中を押される形になりました(笑)
まずは端末選び。
auのXperia Z1でもsimロックを解除してくれて好きなsimを入れられるならそれで良いのですが、どうやらauは独自な周波数を使っているらしくて、格安simも選べない。今のところmineo一社だけ。アメリカに持って行った時も相当縛りがあってどうにもめんどくさそう。そもそもauはsimロック解除に消極的で、2015年以降発売の端末しか対応していないというダメっぷり。
ということで、この際だから端末もろともauと手を切ることをまず決めた。
各格安通信会社がsimとセットで売っている端末には、残念ながら魅力的な商品が無い。Zen Fone くらいかなぁ。
いわゆる本当のsimフリー(グローバルバージョン)なら色々選べるけれど、日本独自のお財布とかが使えない。iphoneの人達はsuicaのカードをケースに入れてたりするみたいだけれど、カードだとチャージしなきゃならない、つまり現金持ってなきゃならない。アプリなら登録クレジットカードでチャージできるから、最悪お財布忘れてもスマホさえあればなんとかなるのです。マイルもたまるし。
suicaはね、滅多に電車乗らない人こそマストです。いやマジで。乗り継ぎの切符とかわかりにくいでしょ?どこでもピッピッって通れちゃうのはたまらなく便利です。
なので、simの縛りが少なくお財布ケータイが使えるdocomo版のXperiaに決定。いわゆる白ロムというやつです。
Z1の大きさはやっぱりちょっとウザかったので、Z3 compactをヤフオクで40000円にて入手(半年ほどで相場が5000円上がってました。今は更に上がってます)。
あ、防水とカメラ機能でXperia一択です。ほかのAndroidは考えてません。
白ロムに格安simを刺した場合、大抵テザリングは出来なくなるようですけれど、ラップトップを持ち歩くことない(そのためのスマホでしょ?)から無問題。
早速届いたばかりのZ1を持ってauショップへ行きナンバーポータビリティ転出手続き。転出先はIIJmio。3ヶ月分ほど残っていた分割は一括で支払い。完済まで使うよりもお得な計算でしたからね。
その脚でdocomoショップへ行きZ3のsimロックを解除してもらう。解除待ちがなんと17名。もうすでにマイノリティではありませんな。
googleアカウントをZ3に設定したら、連絡先とかアプリとか勝手にほとんど同じ状態になるのですが、この過程でどういうわけかどこかに行っちゃった連絡先が数件(笑)古いのを初期化する前にちゃんと確認したほうが良いね。
もうひとつちゃんと確認設定しないといけないのがお財布携帯各種。旧Z1から新Z1へは忘れずに引き継ぎしたのに、Z3への引き継ぎをうっかり忘れて面倒なことになりました。それでもWAONは問題なかったけど、suicaは再発行。手数料510円。ただでさえ年会費取ってるくせに流石ですわ。
でIIjmioです。ちょうど7月からイオンモバイルでも取り扱いが始まってキャンペーン中。毎月1Gプラスされて4Gまで高速通信できて1600円!通話もSMSも可能です。通話とSMSについては昔の携帯と似たような状態なので注意が必要ですが、LINEとかSMARTalkとか使える人なら大丈夫でしょう。
ちなみに伊藤の使い方(1日1件くらいFacebookに写真投稿、RSSアプリでブログ・ニュースチェック、たまに短い動画)だと4Gで全然足ります。余った分は繰り越せるので、8月末から使い始めて10月の使用可能データ量は7Gになってますww。半分くらいはwifiで繋いでるってのもありますますがね。
ちなみにちなみに全然サクサク!都内の夕方とかは遅い時もあるのかもしれませんが、湘南界隈じゃ何の問題もありません。
IIJmioに対応したスマホ(simフリーかdocomo製)とMNP予約番号を持参してイオンスマホカウンターへ行ったら1時間ほどで新しいsimが開通するのですが、simを入れたり設定したりは基本何もしてくれません。カード渡されておしまいです。自分のところで売った端末じゃないから触れないのも仕方ないですね。
開通はしているのでsimを挿しさえすれば電話は通じますが、自分でAPN設定をしないとデータ通信はできませぬ。諸々このへんを参考にどうぞ。
単純に国内で格安simを利用するだけならわざわざsimロック解除をする必要は無いわけですが、ちょうどNYC行きが決まっていたので、ロック解除して現地のsimをさせるようにしようというのが目論見。
現地に行ってから販売店を探すのも時間がもったいないので、日本で買える現地のプリペイドを買ってみました。
ボクが買った時は3650円。今はもっと安い。
仮にauスマホをそのまま持って行って使いたいだけ使っていたら1日2980円とかなので、8日間も居たら大変なことになっちゃいます。
デトロイトで乗り継ぎの時にこのsimを挿してちょっと設定に戸惑っていたらちょうど時間出発時間になった感じでした。(あらかじめ設定方などここを見ておくと良いよ)。
念のため音声通話付きにしましたが次回はデータ専用で良いかな。NYCだからかもしれませんがWEB閲覧は少々難がありました。パッケージには4G LTEの文字があるのだけど実際は何故か2G・3Gで昔の電話回線時代よりも更に遅い・・。
ただgoogle mapは非常にサクサク見れたのでとっても助かりました。紙の地図は一度も開いてませんわ。
ちょっとわかりにくいかもしれませんがここ数ヶ月のスマホ関連収支をまとめておきます。
auスマホ利用料 1ヶ月8000円ちょっと(端末分割含む)
解約月は合計 22743円
(MNP転出手数料2000円 契約解除料?3000円 電話機交換負担1438円(ポイント値引き後)端末残債8820円)
白ロムXperia Z3 40000円
docomo simロック解除手数料3000円
IIJmio音声通話simパック3000円(今ならアマゾンでめちゃ安!)
IIjmio音声付きデータ3G月額1600円!!
Ready sim 7日間500M 3650円
auスマホをグローバルパスポートで海外利用した場合1日1980円~2980円
Xperia Z1 はオークションにて22000円で売却!
通話料が高いとかキャリアメールが無くなるとか色々ありますが、1番の問題はまるっと自己責任になる故障や紛失でしょうね。docomoのスマホならdocomoで修理受付はしてくれるようですが修理代は実費。代替え機も自分で用意しておかなきゃいけません。つまり自分でケツ拭けない人はやめたほうが良いです。はい。
早いとこSONYもAppleストアみたいに直販してくれませんかね~。買うよ~。