珍しい動きでの筋肉痛は・・・
前鋸筋
水平より上に腕を上げるには、肩関節の動きだけじゃなく、肩甲骨も外側にスライドする必要がある。その動きのメインになるのが前鋸筋。
先日ほぼ一年ぶりのフローターでココが筋肉痛になりました。
なんせ体の半分は水の中に浸かっているので、ロッドを持っているいる腕は常にちょっと上に上げてる状態。
“アタリ”があればバンザイ状態でのフッキング。
日常じゃバンザイしないもんね、なかなか。
そんな『めったにしない動き』で発生した筋肉疲労・筋肉痛をほうっておくと、トリガーポイントは発生しやすい。
(最近トリガーポイントの話題が少なくて・・・反省)
日常的に使う筋肉を酷使した場合は、日常の動作で回復していけます。
寝起きはつらいけど、動き出すと気にならなくなるアレです。(肉体労働の人に多い)
動くことで筋肉にたまった疲労物質が流れていくわけ。
対して、『滅多にしない動き』で動く筋肉は『滅多に動かない』わけで、意識的にケアしないと疲労物質は停滞してしまう。これが隠れたコリ、トリガーポイントの元。
『使いすぎですよ』なんて言われることが多いけれど、むしろ『使わなすぎ』が問題なんだな。
バンザイで使う前鋸筋は、肩甲骨を背骨に寄せるような動き(肩甲骨の内転・下方回旋)でストレッチできます。
バンザイの反対の動きね。
ま、ボクの場合、ちょこちょこフローターやれば済む話ですけど。