雪降る日本から脱出して微笑みの国タイランドへVol.1 カオサンの屋台と釣り堀 Pilot111

真冬の南下がすっかり年中行事になたパンチ伊藤。今回はさらに暑いタイへ、釣りもする旅と相成りました。

予報通りの大雪スタート

主宰する手力整体塾の新春望年会を挟む4日集中講座最終日、予報どおり大粒の雪が降り出した2018年1月22日(月)。翌日は結構早めの飛行機なので電車が心配で、蒲田あたりに前泊しようかとホテルを探しましたが時すでに遅く見事に満室だらけ。仕方なく、ブログを1件書き上げて始発に近い電車に乗るべく早めに床へ着く。
結果、雪はかなり積もったけれどほとんど定刻通りに動く日本の交通網に感謝しつつ、たっぷり余裕をもって羽田空港入りできました。

雪降る日本から脱出してタイで釣りもする旅

数年ぶりに結構がっつりの雪

羽田空港国際線ターミナルの朝

24時間営業の羽田空港。早朝はいたるところに寝ている人がいます。

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荷物は今回もこれだけ(あと小さいショルダーひとつ)。このなかにパックロッド5本とリール4台も入ってます。ロッドはボイド管、リールはタッパーに入れてます。行き先が暑い国だから荷物が少なくて自分でもビックリ。

タイへはLCCも沢山飛んでいますが、受諾手荷物でいくらとか指定席でいくらとか機内食でいくらとか・・・・で極めつけに成田だったりすると結局あんまり大差ない金額になってしまう。それでいてLCCならではの制約やら不安定さやらが付きまとう。色々シミレーションしたけど自分の旅に合っていないような気がしたので、羽田発着で安定のタイ航空制限付きエコノミーなるチケットをゲット。機内食が希望に添えないかもしれないとかキャンセルがきかないとか制限があるみたいだけれど、受諾手荷物は20㎏まで無料だし選ばなくてもおいしい機内食が出るしオンデマンドで映画も見れるしで往復6万円なら決して高くはないでしょう。

そんなわけで、おいしい機内食を食べて予てより見たかった新作映画を2本見てスワンナプーム空港にタッチダウン。空港の地下から出ているエアポートレールリンク(ARL)に乗ってとりあえずホテルへ向かいます。車窓から見える景色に早くもそそられます。

ARLからの景色

ARLからの景色

ARLを降りたのは終点パヤタイ。改札を出て下を覗き込むとこの景色。THEエイジア!

パヤタイ

この時点ですでに玉の汗が噴き出しておりますが、親切なおじさんに「10分くらいで歩ける」と教えてもらったので、ホテルまでテクテク歩きます。アッツイ!!幸せ!!!

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水上バス(っても木の船)が激しく行きかうこんな川のほとりに、バンコクで4泊お世話になる素敵なプールまで付いちゃってるホテルがありました。

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その名も『Happy3』。33/3 Soi Kasemsan3 、3番通りの33番地で3並びだからハッピー3。2人してラッキーナンバーが【3】の我々にこれ以上のホテルはありません。ちなみにタイ語でも3はサンなのです。

一息ついたら早速晩飯へ繰り出します。泊まるには静かで良いところですが繁華街ではないので、通りまで出てトゥクトゥクを拾います。

バンコクの街を疾走するトゥクトゥク

発展著しく高層ビルが次々建ってるバンコクですが、これは文化として残してほしいですなぁ。気持ちいい!
で、やってきたのはバックパッカーの聖地カオサン。

カオサン通り

カオサンの足裏マッサージ店

職業柄ついマッサージ店に目を奪われたりもしますが、まさにカオスと言いう言葉がぴったりな街。世界中の旅人が集結しております。しばしブラついた後、ひときわ引かれたパッタイ屋台で初めての晩餐。雰囲気につられて現地ビールで乾杯!

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あっつい国であっつい国のうっすいビールが美味いったらありません。(ってパッタイの写真がないw)

さらに当てもなくブラブラと。

カオサン

意外とレベル高い(失礼!)弾き語り系の生演奏が入っている店がたくさんあって面白いです。この町。(ほかの街でも生演奏を耳にしましたが、カオサンが一番レベル高いっすね)

ぐるっと一周したところでちょっと雰囲気の違う屋台へ吸い寄せられ

タイフードのニューウェイブ、スキヤキ。

何だかわからないものを指さし注文。後で聞いたら「スキヤキ」というナメた答えが返ってきました(笑)。タイの鍋でタイスキってのは知ってましたが、これはスキヤキ。溶き卵と春雨がと野菜と好みの肉を鉄の平鍋でっていう共通点はあるみたい。さっぱりしてて悪くはないけれど、本物のすき焼きを誰か教えてやってくれw。
隣の屋台で買った焼き鳥風の鶏と豚の串も食って大満足(これも写真がない!)。初Grabでタクシー呼んでホテルまで帰りました。最初だけちょっと戸惑ったけど、その後バンコクではGrabのお世話になりっぱなしでした。超便利っ!のちに詳しく書きたいと思います。ここではタイの食について少し。

いまだに『東南アジアでご飯食べるとお腹壊す』と思っている人が多いようですが、きちんと選んで食べていれば大丈夫。実際8日間一度も腹を壊すことはありませんでした。「野菜を洗っている水が・・・」とか「氷が・・・」とか言う人も多いですが、水道水で口をうがいしても全然平気なので、選ぶ基準は出来立てかどうかだけ気にかければたぶん平気です。

菌が繁殖する要因は『水分・温度・時間』。湿度も気温もすこぶる高いバンコクではひときは時間を最短にするのがアタラナイ秘訣だと思います。作り置きしているようなところは避けて、焼き立て揚げたて作り立てホヤホヤを選んでいけば、安くて美味しいタイ飯を楽しめますよ!

Grabタクシーでバンコクから釣り堀【Pilot111 Fishing Pond】

ワタクシの旅行は『釣り“も”する旅』。2日目(1/24)は朝からホテルを出てタクシーで1時間ほどの Pilot111 Fishing Pond へ。中には1時間も走ることを嫌がる運ちゃんがいるようだけれど、Grab で呼んでいるから行き先も承知しているし料金も互いに確認済み。サイアムからだと高速代含めて900bahtでした(高速が500bahtだったかな?)。

到着は7:00過ぎ。ざっと見て7、8人のお客さんがいるようでした。

Pilot111 Fishing Pond

10個の池があって、バラマンディをメインに、ジャイアントスネークヘッド、テラピア、ナマズ(レッドテール、メコンナマズ)、パクー、ナイフフィッシュ、などが入っているようですが、看板にも書かれているように実際はバラマンディとスネークヘッドの釣り堀みたいです。1人1日500baht。100bahtは340円くらい(2018.1月)。日本の管理釣り場からくらべると安いですなぁ。

Pilot111 Fishing Pond

とっても綺麗なオープンカフェレストランも併設。ちなみにトイレも広くてきれいです。

しかし・・・・釣れません!マジで難しい。
『朝イチはジャイアントスネークヘッドをトップでバホバホ』などと夢見ていましたが、手持ちのルアーをとっかえひっかえしても、あっちっこちと動き回ってもウントモスントモ言わない・・・・。あきらめてバラマンディ1本に絞ろうかと思ったその時、不意に池の真ん中が騒がしくなった!どうやら死魚に群がっている様子。フルキャストで直撃したらなんと落ちパク!!遠すぎてフッキングが難しく1匹バラしたのちにキャッチできたのがこちら!

 

Pilot111 Fishing Pond のジャイアントスネークヘッド

 

Pilot111 Fishing Pond のジャイアントスネークヘッド

つぶらな瞳が可愛いけれど歯はやばいw。ナイスなジャンプも見せてくれたグッドサイズのジャイアントスネークヘッド。トーマン?チャドー?その辺の呼び方は良くわからないけど。ヘタレなファイトシーンをどうぞ↓

この国で釣りたかった魚、1種クリア!日本の雷魚と違って素直に口をあいてくれるところが可愛いね。

これ1匹でほぼ満足したのでカフェで一息。あっついから2時間くらいで休憩入れるのが〇でしょう。

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顔がイカれとるww。キウイのスムージー美味し。
後半はバラマンディに狙いを絞りますが、これがまた釣れない。ひとりだけ小ぶりながらポツポツ釣りあげているタイ人アングラーに話しかけてみたけれど、英語が全く通じないようでまるで要点を得ない。んが、そこはお互い釣り人ですから、ルアーを見せ合ったり身振り手振りでアクションを伝授してもらったりコミュニケーション。ただ、どうにも困ったのが、彼が使っているルアーが2インチほどの極小ワーム+2gくらいのジグヘッドなこと。それを随分と柔らかいスピニングロッドを使いボトム付近で漂わせるようにしているのであります。

旅の後半はピーチリゾートなので、アジとか釣る支度も持ってきてはいるけれどココには持ってきてない。手持ちのタックルを探り奇跡的に2本ほど入っていたグラスミノーLをカットして3.5gのジグヘッドにセットするのが精いっぱい。まるで苦し紛れにカサゴでも釣るようなセットだけどどうやらこれが正解で・・・

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小さいながらもバラマンディ!この国で釣りたかった魚、2種目クリア。その後もちょいちょい当たるものの、掛からなかったり一撃でフックを伸ばされたりでキャッチに至らず。

Pilot111 に行かれる皆さん。悪いことは言わない。ビッグフィッシュ専用のタックルじゃなく、普通のバス用スピニングロッドにPEの0.8号くらいを巻いて2~3インチの極小ワーム持参をおすすめします。ドラグズルズルでやり取りすれば案外取れるみたいですから。

Pilot111 Fishing Pond のレストラン

どうにかっこうにかバラマンディをキャッチしたところでちょうどお昼だったので、中央にあるレストランに腰を据えます。ここのフライドライス(チャーハン)は数々のブログで絶賛されているのでオーダーは野菜チャーハンとエビ入りのゴロゴロ野菜炒め。

Pilot111のチャーハン
これが噂にたがわず美味いっ!チャーハンと野菜炒めをごちゃまぜにして食べると絶品。マジでこの旅イチニを争う美味さでした。そもそもチャーハン作るならだれでもパラパラにできるタイ米のほうが良いね!

貧乏性なワタクシは今回の旅も結構パンパンに計画しているので、ココでの釣りはこれでおしまい。帰りもGrabでタクシー呼ぼうと思ってましたけど田舎ゆえか見つからずレストランのおねーさんに呼んでもらいました。帰りの運ちゃんは高速を使わず(50bahtの短い高速は使った)450bahtくらいでした。

使用ロッド

deps H1N-60R
ヒュージカスタムの3ピースモバイルロッド。6フィートのヘビーアクションでジョイクロもフルキャストOK。大き目のトップやジャークベイトをアクションさせるのにピッタリ。これにPEの50ポンド+60ポンドのナイロンリーダーを合わせてスネークヘッド用。

tailwark Namazon C594MH
テイルウォークナマゾンモバイルの5フィート9インチ。程よく柔らかく程よく強く値段の割に良くできているロッド。(スピニングのS674MHも良いよ!)ダブルフットのガイドが沢山付いているとこも好印象。PE22ポンド+30ポンドリーダーと合わせてバラマンディー用。

Abu Garcia ワールドモンスター WMS774ML
グラス繊維たっぷりで粘り強いワールドモンスターシリーズのスピニングモデル。MLの表記は謎。30gくらいまでは気持ちよく振りぬける。3000番クラスのスピニングリールにPE1.5号+リーダー30ポンドをセット。ツレの釣り堀用に急遽購入したけれど残念ながら入魂ならず。